シカゴ交響楽団の魅力

シカゴ交響楽団とは、アメリカ合衆国イリノイ州のシカゴを本拠地とするオーケストラです。アメリカの5大オーケストラの一つとされ、ニューヨーク・フィル・ハーモニック、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団とともに称されています。

世界的には、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルとともにビッグ3とも称されていて、世界最高峰のオーケストラの一つとしても数えられています。

シカゴ交響楽団は1981年に、ニューヨーク・フィル・ハーモニーのセオドア・トーマスにより設立されました。創立50周年の1941年には、ストラヴィンスキーの「交響曲ハ調」、コダーイの「管弦楽のための協奏曲」を初演しています。

以降、フレデリック・ストック、デジッレ・デフォー、アルトゥール・ロジンスキー、ラファエル・クーベリック、フリッツ・ライナー、ジャン・マルティノン、ゲオルグ・ショルティ、ダニエル・バレンボイム、リッカルド・ムーティなどが音楽監督に就任することになります。

ライナーの時代に、首席奏者の入れ替えを積極的に行い、格段のレベルアップを実現しました。ショルティの時代には第二期黄金時代を迎え、世界で最高のオーケストラの一つと呼ばれるようになり、グラミー賞の受賞も数多くありました。

シカゴ交響楽団で自作を演奏した作曲家には、リヒャルト・シュトラウス、サン=サーンス、ラフマニノフ、プロコフィエフ、続いてストラヴィンスキー、ラヴェル、シェーンベルグ、バルトークなどがいました。近代から現代音楽に名を残す、名作曲家達です。

シカゴ交響楽団は、金管セクションに名手がそろっていると言われ、ガーシュインなどアメリカの曲も得意とされています。演奏のすばらしさはヨーロッパの交響楽団に引けを取らないため、ヨーロッパの古典音楽の演奏であっても名演が可能です。

現在のムーティは第10代の音楽監督であり、現代のクラシック音楽界の頂点を極める名指揮者として名高く、今年は7年ぶりとなる来日公演を果たしています。